人財育成コンサルタントとして、日本全国で業績アップにつながる講演・研修・コンサルティング等を行っています。

突然ですが、
皆さん、大河ドラマ観てますか？

私、観てます。
録画してまで観ています。
たぶん、10年以上前から
ずっと見続けている気がします。

ご存知（？）、今年は「真田丸」。
真田信繁（のちの幸村）が主人公です。
先日の放送では、その父真田昌幸が
蟄居先の九度山で亡くなるという
物語の山場の一つでした。

亡くなる直前、昌幸は、
いずれ徳川と豊臣が再び戦うことになった際の策を
息子である信繁に授けます。

印象深かったのは、その最後。
「負ける気はせん。心得は一つ」と話したこと。

『軍勢を一つの塊と思うな。
一人一人が生きておる。
一人一人が思いを持っておる。
それを努努（ゆめゆめ）忘れるな。』

そう伝えたのです。

会社や組織全体を見ようとしたり、
上司と部下という関係を意識したり、
先輩として後輩を指導しようとしたり。

そういうときに、ついつい、
「一人一人を見る」ということを
忘れてしまいがちなことってありませんか？
一生懸命になるがあまり、
そうなっている瞬間ありませんか？

私は、ハッと目がさめる思いでした。

一致団結することは大切だし、素晴らしい。
そうでなければいけない、とさえ思います。

でも、その団結した集団は、一人一人でできている。
その一人一人は人形ではなく、思いや夢、意志を持った人。

当たり前すぎるくらい当たり前のこと。
本当はわかってること。
そういう当たり前のことを見失う瞬間があるけど、
やっぱり大切なことは大切、ですよね。

でも、やっぱり見失うことがあるのも事実だし、
仕方ないこと。
だって、忙しいですもん。
サボってるわけじゃなくて、一生懸命なんですもん。

だからこそ、
『努努（ゆめゆめ）忘れるな。』
です。

決して。
断じて。

そのくらい強く「忘れない」と意識すること。
忘れてしまったことに気づき、改めて思い出すこと。
それが大事なんだと思います。

もう一つ。
これは大切！と思えることを、
いろんな出来事やいろんな角度から感じられると、
また新たにその重要性に気づけることもあります。
そんなアンテナの張り方もしてみるといいかもしれませんね。

今日のまとめ
●集団・組織は「人」と「人」でできている！
●大切なことは何度も思い出せ！
●大河ドラマは勉強になる！（笑）