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前川由希子 オフィシャルブログ

すべては自分の話

2017年になり、あっという間に1ヶ月が過ぎました。

今年は、これまで以上にアウトプットしたい!
だから、インプットもする!
そう決めた一年です。

先日、東京で2日間の勉強の機会を頂戴しました。
全国から経営者や経営幹部が約600名集まって、
著名な経営者や著者、コンサルタント、
オリンピックメダリスト、政治家など
様々なジャンルの方より学べる貴重な機会です。

テレビでもお馴染み池上彰さんも登壇者のお一人。

なぜ、トランプが勝ったのか?
なぜ、メディアは間違ったのか?
そんなテーマで、池上さんならではの
わかりやすいお話を伺いました。

まず、意外な結果に驚いた人も多いでしょう。
なぜ、トランプが大統領選で勝ったのか?

その理由は、
これまで政治にも選挙にも興味や関心がなかった人たちが
多く動いたから。

では、彼らはなぜ動いたのか?

それは、
「面白そう」「何かが変わりそう」「今までなかった」
そう感じたからです。

無関心は、その人のせいなのか?
実は、そうではないのかもしれんませんね。
原因を他人に求めるのは簡単ですが、それでは解決にはならない。
他人を変えるのは難しいことですから。
自分に原因があるのかも、と考えると、
相手を動かすことができない、事態を変えることができないのは、
ワクワクするような感情、動きに繋がるような『感動』を
与えられていないから、ということができるかもしれません。

もう一つ、なぜ、メディアは間違ったのか?

その理由の一つとして、日本と違い、アメリカには全国紙が
存在しないからです。

アメリカの新聞として思い浮かべる
ニューヨークタイムズもワシントンポストも
一地方紙にすぎません。
発行元やその周辺で起きたことや動いていることを
中心にしています。
国土の広いアメリカです。
遠い国内でどんな動きがあるのか、
どんな変化が起きているのか。
それを敏感に察知することができなかった。

集中するあまり、周囲が見えなくなることってありますよね。
また、自分の周囲で起きていることがスタンダードで
世の中の当たり前だ、と捉えてしまうことってありますよね。

そのため、アメリカ国内はもちろん、
世界が思いがけず驚く結果となったのです。

トランプ大統領の誕生で、アメリカや世界がどう変わるのか。
日本への影響はどの程度あるのか。
経済は?平和は?TTPは?
どうなるのか、予想もつかないことばかりです。
遠いアメリカでの話でしょ?
政治の話でしょ?
そう終わらせてしまうのではなく、
これってどういうことなんだろう?
自分や自分の組織に当てはめると?
そこから学べることは?
そういう捉え方をすると、遠い話も近い話になる!
そう感じる時間でした。

いろんな方々のいろんな話から、いろんなことを感じた2日間。
自分に当てはめて、活かしていきたいです。

今日のまとめ
●他人を変えるのは難しい。原因は自分にあると考えると案外答えは見つかるかも。
●見えているものがすべてではない!
●しみじみと…
やっぱり「何を話すか」より「何を伝えるか」「何が伝わったか」が大切!

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