1Apr
こんにちは、前川由希子です。
先日、グアムへ行ってきました。
私は、国内47都道府県を制覇するほど、旅が大好きです。
旅をして、人生が変わったり、価値観が変わったり… 残念ながら、そんな劇的なことは起こりません。少なくとも、これまでの私には起こりませんでした。 これまで積み上げた数十年が一つの旅で変わるなんて。そんなことないでしょ!と思う一方、 そんな旅に出会えたら、それはそれで素敵だな〜、と思ったりもします。
劇的なことは起こらないにしても、 やはり、旅には、日常生活とは違う刺激や感じること、気づきがあるものです。ほんの少し角度を変えただけで、違った風景に感じる、隠れて見えていなかったものが見えてくる。違う環境に身を置くことで、違うアイデアが湧いてきたり、溜まりに溜まったモヤモヤがデトックスされたり。
そういうことってありますよね?
だから、旅をするのが大好きだし、 できるだけ積極的に旅をしたい!旅をしよう!と思っています。
今回の旅で驚いたのは、一緒に行った1歳半の甥っ子。 子どもってすごいですね〜。
着いて半日ですっかり現地人のような反応を見せるんです。
バスに乗ると… ドライバーさんに「ハーイ!」。
降りる時は… 手を振りながら「バーイ!」。
レストランのウエイトレスさんへも、ショップの店員さんへも。
とうとう、「ワォ!」なんて言い出す始末。 滞在していた約3日間で、すっかりコミュニケーション能力が上がっちゃってるんですね。
子どもの順応性の高さと成長率に驚くと同時に、 私、完ぺき負けてるわ、と思った次第です。
そして、もう一つ驚いたのは、 外国人の表現力の豊かさとユーモアセンス。
テイクアウト待ちをしていると…
「準備できたよ〜。ついでに僕も一緒にテイクアウトする?」。
スーパーで甥っ子に「おいで〜」と両手を広げると… 知らないおじさんが「ウォーイ」と両手を広げて駆け寄ってくる(笑)
日本人にはあまりない感覚ですよね。
このくらい自由に自分の伝えたいことや感じたことを本能のまま表現する力がすごい。
私だったら変なフィルターにかけて、 「これって言っていいのかな?」「こんなことしてもいいのかな?」って考えちゃうな…。
でも、思ったんです。
これまでの自分になかったことでも一旦受け入れ、馴染んでいこうとすること。
自分フィルターにかけず、感じたことをそのまま表現(体現)してみること。
そういうことも「素直さ」の一種なのかもしれない。
そんな「素直さ」が自分という殻から脱皮して、あと一歩成長させてくれるのかもしれない。
いきなりそんな自分にはなれないけど、 3回に1回、いや、5回に1回はあえて素直になってみよう。
突き抜けるような空の下、 そんなことを決意した旅でした。