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前川由希子 オフィシャルブログ

オタクの罠

最近、ある人に言われて気づきました。
私、「気づきオタク」なんです。

天候不良で電車が遅れたら、
「天候を予測して早めの行動をしなければ」。
忘れ物をしたら、
「事前準備は前日に行い、Wチェックをしよう」。
家族と喧嘩したら、
「自分の言いたいことを言う前に、
相手の話を聴くようにしよう」。

日常のどうでも良い…
いや、ちょっとした出来事から、
勝手に学びや気づきを得てしまう。
または、
「これってどういうことだろう?」なんて
学びを得ようとしてしまう。

これが、「気づきオタク」の症状です。
きっとこのコラムをお読みの皆さんの中にも
たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

私自身は、
いろんな方に気づきや学びを促す講師。
その職業柄、そんな思考回路になっている、
いわゆる職業病かもしれませんね。

それのどこが悪いの?
って、どこも悪くありません。
でも、注意しないといけないことが…

自分が「気づきオタク」だからといって、
周りもそうだとは限らないということです。

だってそうでしょ?
アイドルオタクの周りは全員アイドル好き?
アニメオタクの周りは?
電気製品オタクの周りは?

そう、周囲は自分と同じ、ではないのです。
これが、「オタクの罠」です。

自分と同じ、と思うと、
自分が気づいたことに気づかないことにイライラする。
良かれと思って、ついつい押し付けてしまう。

私にも経験があります。
「◯◯ってアニメ、絶対いいから読んで!
いや、読むべき!!」
「なんで、□□の良さがわからないのかが
わからない」
「△△の曲聴いて感動しないなんて、
ありえない!」

いやいや、それはあなたの好み。
そんなの 押し付けでしょ。
って思っていたけど、私もそうだったのかな。
と、反省しました。

オタクであることは素晴らしい!
でも、価値観も好みも得意不得意も人それぞれ。
押し付けはいけません!!

今日のまとめ
●オタクは素晴らしい(笑)
●何事も押し付けはダメ!
●自分と周囲は同じじゃない!

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